桧原村サイクリング

今日は11時に出発して自転車で桧原村まで行ってきた。
例によって狛江から多摩川サイクリングロードを走るが、いつのまにか京王多摩川付近(調布市)に自転車のスムーズな走行を妨害するための段差がたくさん作られていた。先月走った時はこんなものはなかった。これで自転車の走行速度をダウンさせ、歩行者との接触事故を減らそうという考えなのだろうが、こんなものは問題解決には何の役にも立たないと思うのだが…。まさに税金の無駄遣い。

とにかく多摩サイを睦橋まで走る。相変わらずヒバリやウグイスがよくさえずり、キジやコジュケイ、ガビチョウの声も聞こえる。
睦橋からは睦橋通り〜五日市街道を通って、五日市へ。途中、いつものように引田の山田うどんで昼食。
武蔵五日市駅前から桧原街道。このあたりからキセキレイの声をよく聞くようになる。

あきる野市から桧原村に入り、村役場のある本宿を過ぎて、北秋川沿いに行く。いつも「払沢の滝」に立ち寄るが、今日は通過して、さらに奥地へ進む。このあたりまで来ると、まだ桜が美しさを残していて、木々は新緑の一歩手前、ようやく芽吹き始めた、といったところ。

どこまで行こうか、と考えながら、結局、巨大な岩が真っ二つに裂けたような「神戸岩」(かのといわ)まで行ってきた。14時30分着。山桜が咲き、ツツジやスミレ、山吹などもあちこちで咲いていた。




帰り道に街道からはずれて、山里の道に入り、急斜面上にきれいに咲いた枝垂れ桜を見てくる。桜の木から道をはさんだ反対側は竹林になっていて、あちこちで地面が掘り返され、タケノコが転がっている。通りかかったおじさんによれば、イノシシが食い荒らしたのだそうだ。夜中に出没するという。急斜面を耕した畑には猿除けのネットが張られている。



イノシシが食い荒らしたタケノコ

江戸時代につくられた二十三夜塔と百番供養塔。桧原村の路傍にはこのような石塔や石仏があちこちで見られる。


帰路はほぼ同じ道を戻り、多摩サイはあの段差区間は避けて、調布から甲州街道経由で帰る。18時帰宅。走行距離は120キロ。