中央競馬・秋の女王決定戦、第40回エリザベス女王杯が京都競馬場・稍重の芝2200メートルで行われ、3〜7歳の牝馬18頭が出走した。1番人気はヌーヴォレコルト、2番人気は連覇を狙うラキシス、3番人気はオークス2着以来で何としてもGIタイトルが欲しい3歳のルージュバック。
レースはウインリバティが前半1000メートルを60秒台の平均ペースで逃げ、離れた2番手にリラヴァティ、さらに大きく離れてフーラブライド以下の馬群が追う展開。人気上位馬は中団か後方を追走。
4コーナーを回ると、逃げるウインリバティに後続馬が迫り、中団の前寄りから逸早く抜け出した6番人気のマリアライトが先頭に立ち、後方から猛然と追い込んできたヌーヴォレコルト以下を抑えて優勝。GI初制覇を達成した。
マリアライトはディープインパクト産駒で、母の父はエルコンドルパサーという良血の4歳。
1着 マリアライト(蛯名) 2着 ヌーヴォレコルト 3着 タッチングスピーチ
4着 ルージュバック 5着 スマートレイアー