先週の阪神JFに続いて、今週は牡馬の2歳G1、朝日杯フューチュリティステークスが阪神競馬場・芝1600メートルで行われ、2歳馬16頭が参戦。2歳G1は昨年、コントレイルが勝ち、距離的にも来年のクラシックに直結しそうなホープフルSが残っているので、これが2歳王者決定戦とはいえないが、とにかくスピード自慢の若駒が集まった。
その中で2戦連続レコード勝ちのレッドベルオーブが1番人気。2戦2勝のステラヴェローチェが2番人気。
レースはブルースピリットがまず飛び出したが、外からモントライゼが交わして先頭に立ち、そのまま後続を離して逃げる。
そして、4コーナーを回り、最後の直線に入ると、2,3番手でレースを進めていた7番人気のグレナディアガーズが徐々に前との差を詰め、先頭に立ち、そのままゴールイン。後方から追い込んできたステラヴェローチェ、レッドベルオーブが2,3着。
1分32秒3のタイムはレコード。
グレナディアガーズは欧州競馬で14戦無敗、G1を10勝した怪物フランケル産駒。デビューから2連敗の後、未勝利戦を勝ち上がったばかりでG1制覇。通算4戦2勝。
フランケルの子が日本のG1を勝つのはソウルスターリング(阪神JF,オークス)、モズアスコット(安田記念、フェブラリーS)に続き3頭目。
1着グレナディアガーズ(川田) 2着ステラヴェローチェ 3着レッドベルオーブ
4着バスラットレオン 5着ブルースピリット