台風15号は短命で温帯低気圧に変わったが、静岡県では記録的な豪雨となっているようだ。橋が流失したり、山崩れで送電線鉄塔2基が倒れ、停電も発生している。
東京では朝から弱い雨。午後には止んで、薄日も射したが、その後、また降り出し、夕方には雷も鳴って、雨が強まる。
世田谷区内でも17時台には50ミリを超える雨が降ったようで、氾濫危険水位を超えた河川も出る。
世田谷区が設置したライブカメラ画像。仙川・鎌田橋付近。16時55分。
17時35分。急激に増水したのが分かる。
野川・雁追橋付近。16時45分。
17時25分の雁追橋付近。
16時45分の野川・大正橋付近。
17時25分の大正橋付近。
さて、先日、長野県の篠ノ井線に乗った際、子どもの頃、家族旅行で篠ノ井線に乗った時は80系が走っていたことを思い出した。写真を撮らなかったことを残念に思ったわけだが、手元に80系の写真がまったくないわけではない。
そもそも、80系というのは国鉄の長距離用電車として1950年に誕生した車両である。当時、山手線など都会の通勤車両は電車が当たり前だったが、長距離列車は機関車が牽く客車列車が主流だった。例えば、東海道本線でいえば、京浜東北線など、いわゆる国電は電車だったが、東京から沼津や静岡などへ向かう列車は客車だったわけだ。そこへ投入されたのが80系で、「湘南電車」と呼ばれた最初の車両である。今に続くオレンジとグリーンの塗色もここから始まって「湘南色」などと言われている。
ウィキペディアよれば、80系がデビューした当初、故障が多発し、湘南電車をもじって「遭難電車」などと呼ばれたそうだ。
僕が80系に乗ったのは1975年3月の篠ノ井線の1回だけだと思うが、その後も何度か見たことはある。
これは1977年夏の身延線、西富士宮あたり。もう引退間近。この前面2枚窓は「湘南スタイル」と呼ばれ、私鉄でも流行し、昔懐かしい昭和の顔といえる。。
今は神奈川県・藤沢駅の東海道線ホームで見ることができるが、売店である。
これも「湘南スタイル」のひたちなか海浜鉄道、ケハ601。
(きょうの1曲)大木彩乃/アカイ涙