港区北青山の青山通りから北に入った奥まった一角に典型的な昭和の団地の廃墟が解体の日を待っている。
都営青山北町アパート。
1957年から68年にかけて建てられた4~5階建ての賃貸の集合住宅が25棟。各戸の面積は32~52平米、間取りは2DK~3DKだったという。
2006年頃から住民の退去が進められ、今はもう住む人もいない。一部はすでに東京都により再開発され、20階建ての高層アパート(北青山三丁目アパート)が完成している。
残った建物も柵で囲われ、解体を待つばかりとなっている。
青山にこんな団地があったとは今まで全く知らなかった。
こういう風景を記録しておくのも、いくらかは意味があるだろうと思うが、多くの住民が暮らしている時に見ておきたかった。
北青山三丁目児童遊園のくじら。
この公園は残るだろうか?
表参道交差点にある谷内六郎さんの壁画。これはずっと残してほしい。
(きょうの1曲)Jacques Pelzer / How Deep Is The Ocean