第83回桜花賞

 牝馬クラシックの第一戦、桜花賞阪神競馬場・芝1600メートルで行われ、3歳牝馬18頭が出走した。

 昨年12月に同じコースで行われた阪神JFで圧勝した2歳女王リバティアイランドがその時以来、4カ月ぶりのレースながら断然の1番人気。完全な1強ムードだが、2番人気はディープインパクト産駒の最終世代ライトクオンタム。

 レースはモズメイメイが引っ張る平均ペース。今の阪神は先行馬有利の馬場だが、リバティアイランドは後方から。そんなに後ろにいて大丈夫かというような位置。

 そのままモズメイメイ先頭で4コーナーを回り、最後の直線。2番手を追走していたコナコーストが逃げるモズメイメイをとらえて先頭に立つ。さらに直後にいたペリファーニアが先頭に並びかける。リバティアイランドは16番手で直線に入り、大外から一頭だけ次元の違う末脚で追い込んできて、前の15頭をすべて交わし、2着に3/4馬身の差をつけて先頭でゴールイン。現時点で同世代の牝馬同士では無敵を思わせる圧倒的な強さを鮮やかに見せつけた。


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 すごい映像がJRA公式でアップされていた。リバティアイランド鞍上・川田将雅騎手が装着していたカメラの映像。


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 リバティアイランドはドゥラメンテ産駒。これで通算4戦3勝。G1は阪神JFに続く2勝目。

 

1着リバティアイランド(川田) 2着コナコースト 3着ペリファーニア

4着ハーパー 5着ドゥアイズ