鉄道

新宿の汽車ポッポ

僕が個人的に絶滅危惧種に認定している汽車の図柄の「踏切注意」の道路標識。 小田急線の新宿駅から2つ目の踏切(新宿2号踏切)の両側に残っているのを過去にも記事にしたが、まだ健在であることを確認。 「踏切注意」の標識は時代の変化に合わせて、今や…

京王線の検測車

先週、先々週の『タモリ倶楽部』では東急の検測列車トークアイ(新幹線でいえばドクターイエロー)に乗車して東急5路線をめぐるツアー企画が放送された。トークアイは僕も長津田で一度目撃したことがあるが、かなりポップなカラーリングだった。 こちらは多…

世田谷線

19〜20日に例大祭が行われた世田谷八幡宮の最寄り駅は東急世田谷線(三軒茶屋〜下高井戸)の宮の坂駅。 宮の坂を下ってきた赤い電車。 宮の坂を登っていく電車。 旧玉電カラー。 黄色い電車。 ひところ、世田谷線と都電の黄色い電車に遭遇すると幸せになれる…

小湊鉄道2015夏その5

今日も東京は暑かったが午後、激しい雷雨。東急東横線の渋谷駅が浸水したらしい。渋谷の谷底のさらに地下深くにあるわけだから、そういうこともあるだろう。 さて、小湊鉄道の旅ももうすぐ終わり。 上総鶴舞15時08分発の列車で五井まで戻ってきた。いつもな…

小湊鉄道2015夏その4

小湊鉄道の旅の続き。13時08分に上総鶴舞駅に着いたが、次の上り列車は15時08分で、待ち時間がちょうど2時間もあることが列車を降りてから分かった。その間に下りは2本ある。 こういうのどかな夏の昼下がりの駅で無為な時間を過ごすのは嫌いではないけれど…

小湊鉄道2015夏その3

小湊鉄道の旅。終点の上総中野駅にいる。11時23分に着き、ここから接続するいすみ鉄道の隣駅・西畑まで歩き、列車で戻ってきたところ。 12時24分に小湊鉄道の列車が到着。 折り返し12時32分発に乗車。車内は初めガラガラだったが、次の養老渓谷駅でかなり乗…

小湊鉄道2015夏その2

小湊鉄道の旅。起点の五井から一つ目の上総村上駅で下車して上総国分寺跡を訪ね、海士有木駅まで歩いてきた。 次の列車は9時46分発の上総牛久行き。まだ10分ほどある。ホオジロがさえずり、ニイニイゼミやキリギリスの声も聞こえる。トンボも飛び交っている…

この夏も小湊鉄道

去年の今ごろ(一昨年もだが)、小湊鉄道に乗りに行ったなぁ、と思い出していたら、またあの存在自体が文化財のような鉄道に乗りたくなった。 ということで、今年もまた小湊鉄道に乗ってきた。鉄道というのは移動の手段であって、鉄道に乗ることが目的という…

1972年の上野駅

きのうは上野駅で発車を待つ「北斗星」の写真を紹介したが、僕の手元にある一番古い時刻表である1972年11月号(裏表紙は石原裕次郎が登場した清酒「松竹梅」の広告)を開いて、当時の上野駅の状況の一部を夜行列車に限って紹介してみよう。もちろん、当時は…

ブルートレイン「北斗星」

上野駅で列車の発車案内に「北斗星」の文字を見つけて13番ホームへ行ってみた。 上野駅というと東京下町の空気と北国の空気が入り混じって熟成したような独特の空気感が魅力だったが、今はそんな感じも薄れてしまった。それでも、高架下のほの暗い13番ホーム…

晩秋の外濠

旧江戸城外濠に沿って電車が走るJR中央・総武線の晩秋風景。 上の写真の手前のこんもりとした茂みにゴイサギがいた。 カモメ。死んだ魚を見つけたようだ。 アオサギ。 ほかにカワウ、ダイサギ、コサギ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、ウグイス(声のみ)、…

秋まつり

今日から旧世田谷村の鎮守、世田谷八幡宮の秋祭り。 戦国期の世田谷城主、吉良頼康が1546年に創建した古社だが、もっと前、平安時代に八幡太郎・源義家の創建との伝承ももつ。 その八幡宮の最寄り駅、東急世田谷線の宮の坂駅。 都会の電車なのに、線路が草ぼ…

江ノ電

源義経の腰越状で有名な満福寺境内より。 この写真には300形が一番似合うのだが、この日は鎌倉寄りに連結されていたので、撮れず。 その300形を道路併用区間でキャッチ。 江ノ島駅前の小鳥たち。 (きょうの1曲)Jerry Garcia & David Grisman/So Wha…

中井精也『小湊鐵道フォトさんぽ』

小湊鐵道フォトさんぽ (ゆる鉄ガイド)作者: 中井精也出版社/メーカー: 玄光社発売日: 2014/07/17メディア: ムックこの商品を含むブログ (2件) を見る ゆる鉄写真家・中井精也さんによる小湊鉄道撮影ガイドブック。 去年7月に僕が小湊鉄道に乗った時、偶然中…

小湊鉄道2014年夏その4

上総鶴舞駅から14時45分発の養老渓谷行きに乗って、里見駅へ。 里見駅は一時は合理化で駅員がいなくなっていたが、2013年3月から再び有人駅となり、同時に列車の行き違い設備も復活した。 それまで上総牛久〜上総中野間に行き違い設備がなく、上総牛久を発車…

小湊鉄道2014年夏その3

もはや存在そのものが文化財のような小湊鉄道の旅。 “個室”の面積が200平方メートルと世界一大きいトイレのある飯給(いたぶ)駅から12時04分発の下り列車に乗って、また月崎、上総大久保を通って終点の一つ手前の養老渓谷駅で下車。12時18分着。 駅ではさま…

小湊鉄道2014年夏その2

小湊鉄道の旅。上総川間駅9時41分発の列車に乗って、終点の上総中野まで行く。 上総中野には10時22分着。9分後に折り返すが、その間に接続するいすみ鉄道の列車が到着。房総の山間の駅がちょっとだけ賑わう。 いすみ鉄道(旧国鉄木原線。大原〜上総中野)の…

小湊鉄道

もはや存在自体が文化財、文化遺産のようなたたずまいの小湊鉄道。去年の今ごろ(7月15日)にも出かけたが、なんとなくまた乗りたくなって、朝から行ってきた。 内房線の五井までやってきて、最初に乗ったのは途中の上総牛久行き。キハ212と211の2両編成。 …

関東鉄道常総線

茨城県の取手と下館を結ぶ関東鉄道常総線に乗りに行ってきた。 このローカル線の出来るだけ何もなさそうな駅に降りて、ぶらぶらしてみようという趣旨。 途中、常磐線の我孫子駅ホームの立ち食いそば「弥生軒」で360円の唐揚げそばを食べる。唐揚げ1個と2個…

市ヶ谷付近の晩秋風景

JR中央線が旧江戸城外濠に沿って走る飯田橋〜市ヶ谷〜四谷付近の風景。 釣り堀の見える駅・市ヶ谷。 ホームで電車を待つサラリーマンと釣りを楽しむ人と…。 (おまけ)哀愁のオンブバッタ 昨夜の嵐のような天候をくぐりぬけたオンブバッタ。メスは左うしろ肢…

渋谷川のハクセキレイと東横線旧渋谷駅

渋谷のど真ん中を流れる渋谷川。 こんな味気ない川でも小さな命が生きている。 ハクセキレイ。 この春に地下化された東急東横線の旧渋谷駅もだいぶ解体が進み、特徴的だったカマボコ形の屋根が消えた。 下の写真は廃止直前の渋谷駅。 (おまけ)今日の夕景 …

御茶ノ水駅と神田川

中央線・総武線と丸ノ内線が交差する御茶ノ水駅の有名な鉄道風景。 神田川は徳川家康が江戸に入った頃、江戸城の前で日比谷の入江に注いでいたが、2代・秀忠の時代に流路が変更され、隅田川に接続するようになった。この付近はそれまで両岸の台地がひと続き…

電車見橋

富士見橋というのはあちこちにありそうだが、「電車見橋」というネーミングは初めて見た。まぁ、橋の上から電車が見える場所は日本中にいくらでもあるけれど…。 多摩市諏訪四丁目にあり、丘陵地帯の谷を跨ぐように橋が架かっている。 橋の下には線路。 やっ…

下北沢駅の旧駅舎が消滅

小田急線の下北沢駅が地下化されて、まもなく5か月。解体・撤去作業が進められていた地上ホームや橋上駅舎がほぼ消滅した。この後、跡地に新しい駅舎が建設されることになるが、複々線化も含め、完成にはまだしばらく時間がかかりそうだ。 戦後の闇市が起源…

二子玉川の花火大会と小田急テクノインスペクター

今日は二子玉川の花火大会。 自宅からもわずかながら見えるが、今日は駅前のビルから鑑賞。といっても、完璧に見えるわけではなかったけれど。 数キロは離れているので、光と音がかなりずれている。 (小田急ロマンスカーVSEと花火) (青いロマンスカーMSE…

落雷、小田急の電車を直撃の動画

8月11、12日と東京地方は局地的に激しい雷雨に見舞われ、落雷による停電などが発生したが、これはNHKのニュースなどでも紹介された12日の19時頃、小田急線の電車を雷が直撃する瞬間の映像。火花が散っているのは架線からか。こんなのは初めて見た。 和泉多摩…

中井精也さんのトークショー

今日も昨日につづき猛暑。山梨や高知では連日の40℃超え。東京都心の朝の最低気温は30.9℃までしか下がらず、日中は38.3℃まで上昇したそうだ。午後には激しい雷雨になったらしく、京王線や西武多摩川線、小田急線などで落雷による停電、運転見合わせがあったよ…

白百合まで咲いている東急世田谷線

この夏、千葉県の小湊鉄道や静岡県の岳南鉄道などのローカル線を訪ねたが、僕の地元にもローカル線がある。東急・世田谷線。 小湊鉄道などでも、線路に草が生えないように除草剤を散布しているらしかったが、世田谷線では除草はしていないようで、夏草が茂り…

岳南富士岡駅

今朝は自宅近くでクマゼミの声を聞く。関東には生息しないとされるセミだが、少しずつ進出しているようで、このところ、毎夏、うちのまわりでも一度は鳴く。今年もやはり出現。いずれ東京でも当たり前の存在になるのだろうか? あと日本百貨店協会主催の「ご…

岳南電車

先月の小湊鉄道に続くローカル線シリーズの第2弾。静岡県の岳南電車。 東海道本線・吉原駅と岳南江尾駅を結ぶ9.2キロの小さなローカル線。名前の通り、富士山の南麓を走る路線だが、煙突からモクモクと煙をはく製紙工場が立ち並ぶなかを行く。もとは東海道…